変形地に織りなす温もりのある家

物件名 : O邸

所在地 : 目黒区

奥に行くにつれて細くなる三角形の敷地。ご家族とわんちゃんの住まいは、変形地という特性を活かした魅力的な建築を生み出し、唯一無二の存在感を醸し出しています。

もともと半地下の2階建て建売住宅であった場所に「もっと自然光の取り込める、居心地の良い家を作りたい」という施主様からのリクエストに合わせ、地上3階建への建て替えプロジェクトがスタート。
スマートに意見を下さる施主様と、設計士のプランニングにより機能性とデザイン全て細部に至るまで理想の家が誕生しました。

門構えを広く取った事で、狭小地と感じさせない迫力と安定感が生まれました。プライバシーにも考慮した奥へと続くアプローチには、植物とライティングで演出を加えゲストの期待感を高めています。

道路正面に配置した大きな窓。その室内からは、黒い窓フレームに切り取られた景色が空間に彩りを加え、キッチンには充実した収納が圧迫感なく据えられています。部屋の形は非整形でも、綿密な打ち合わせにより空間に無駄なく、家具も収納も配置されており、窮屈さや不自由さは感じません。
折り上げ天井により高さに変化を加えたり、スクエアなラインの折り重ねを設けることで、どの空間にもリズミカルに奥行感を演出。更に、優しい温もりのある色使いに拘り、変化のある素材と黒で引き締めるポイントを作り、緊張感をプラス。

ご入居後の施主様からのメッセージには「本当に素晴らしい家が出来ました。入居から時間が経過しましたが、未だ毎日をこんなに快適に過ごせるのかと日々感動しながら過ごしています」と嬉しいお言葉を頂戴しています。